【プロジェクト型 就業規則作成】イラスト入りの就業規則は有効か【実例比較】

【プロジェクト型 就業規則作成】イラスト入りの就業規則は有効か【実例比較】

最近、本屋に行くと「マンガでわかる」というタイトルが付いた本がたくさんあるのですが、気付いているニーかな?

例えば、「伝え方は9割」(佐々木圭一/著、ダイヤモンド社)という本も、「マンガでわかる 伝え方は9割」が出ているニー。

さらには、今まで「お堅い印象」であった国がだした「法改正説明資料」にまで、マンガが登場しているニー。
(参考:「パートタイム・有期雇用労働法 対応のための取組手順書」)

これってなんでだと思うニー?

答えは簡単。
「わかりやすい」
「目を引く(興味を引く)」
「とっつきやすい」
からだニー。

だとすると、就業規則にもイラストを入れてみたらどうだニー?

就業規則にイラスト入りは有効か【実例比較】

いくつか、イラストがある場合とない場合を比べてみましょう。

まず、厚生労働省がだしている「雛形」の就業規則です。

同じ項目に、「イラスト」を入れるとこんな風になります。

字体が違うということもありますが、みなさんが「パッとみたとき」に読んでみようかなと思うのはどちらでしょうか。

このコラムでは何度も書いていますが、誰にも読まれない、誰も内容を知らない、何かがあったときにしか引っ張り出されない就業規則は、リスクヘッジという側面しか満たしていません。

もっと有効に活用するならば、自分たちの働き方はどうで、自分たちが大切にする行動は何かを明確にし、社内だけではなく、取引先様やこれから応募する方に対するアピールにも伝えていくことが考えられます。

そう考えると、「見向きもしない就業規則」ではなく「みようと思う就業規則」は大変意味があり、イラストは大きな効果を発揮します。

また、懲戒や禁止事項などを書く場合も、イラストがあることで、読み手がすんなりと受け入れることができたり、イラストでイメージしてから本文を読むので、伝わりやすいというメリットもあります。

現に、イラスト入りの就業規則を見たときの社員さんは「何これ!」と興味深くみていらっしゃることが殆どです。

ぜひ有効に活用されてみてはいかがでしょうか。

賛否両論?就業規則にイラストを入れてみた

例えば、みなさんの会社の就業規則に「イラスト」や「挿絵」あるいは「マンガ風のタッチ」が描かれていた場合はどのように感じますか?

弊社がイラスト入りの就業規則をお見せした時の会社様の反応は、まさに「賛否両論」です。

「ルールなんだから、こんなポップな印象はいらない」とおっしゃる方と、
「いいね!就業規則って、こんな感じでもいいんだ?これ、ウチもやりたい」とおっしゃる方。

「価値観がそれぞれだから」といえばその通りですが、なぜ意見が分かれるのでしょう。

言い方を変えれば、イラスト入りの就業規則は、みなさんの会社には適しているのでしょうか。

イラスト入りの就業規則を用いるかどうか見分ける視点

一般的に就業規則といえば、「第1章 総則、第1条(目的)」といった内容からスタートします。

文章の表現も、「●●してはならない」「●●しなければならない」といった、法律がベースの堅い文章です。

もし、この堅い文章にイラストが入っていたとしたら…。

少し違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、例えば、書いてあることは少し硬めであっても、文末がですます調(●●してはなりません、●●していきましょう)であれば、少し柔らかい表現になり、イラストがあっても違和感はないかもしれません。

もう少し言えば、このサイトでも紹介しているように

「服務規律」ではなく「私たちが守っていくルール」
「懲戒」ではなく「仲間として許せないこと」

という表現に変えていったとしたら、イラストがあっても全く違和感はありません。

何が言いたいかというと、御社の就業規則の意味づけによって、イラストの価値は変わるということです。

つまり、「とりあえず法律で定めてあるから仕方なく就業規則を作っている」という場合は、イラストが入っていても意味がありません。

しかし、就業規則自体を、会社の魅力を伝えるツール、あるいは会社一丸となるためのツールだと考えた場合(働き方改革のすべてがつまった就業規則。自分たちの働き方を体現するツールにする方法)は、イラストを入れて、読み手の関心を引くことはとても意味があります。

御社の就業規則は、どんな位置付けですか。

あるいは、どんな位置付けにされたいでしょうか。

■まとめ

今回は、就業規則(働き方ハンドブック)にイラストを入れてみるということを見てきました。

イラストを入れる目的は次の3つです。

1.読み手の興味を引く
2.難しい・厳しい内容も受け入れやすくする
3.堅い内容をわかりやすくする

これらを踏まえて、イラストを入れたほうが良いかどうかは「御社が就業規則を何のためにつくるか、備えおくか」という点にあります。

もし、社内の統制を図るという意味だけではなく、社内の絆を強め、取引先や社外、これから応募してくる仲間に対するPRツールとして使うということであれば、イラストは大変有効です。

プロのようなイラストではなくても結構です。

むしろ、社内で「絵を描くことが好きなひと」を連れてきて、どこに、どんなイラストを入れようと考えるだけでも、自分たちの働き方に興味を持つ一つのきっかけになります。

ぜひ、お試しください!